
こんばんは
昨日は 映画 "Les Miserables 25th Anniversary Concert" を 観てきました。
わたしにとって「レ・ミゼラブル」は 最も思い入れのあるミュージカルです。
この映画、The O2でのアニバーサリーコンサート ですが
衣装と軽い演技つきでほぼ全幕、
オーケストラと俳優 大盤振る舞い で
贅沢な舞台をみているような迫力でした
どんなミュージカルでも わたしは
アンサンブルのたくさん出てくる モブシーンが なによりの大好物
そして 民衆が 観客を 睨みつけるシーンが大好き なので、
キャスト大盛の "Beggars" や "At the End of the Day" は もう
鳥肌がおさまらず 鼻息も荒く 画面に釘付けでした
バルジャンの独白 が終わり、
大好きな "At the End of the Day"へと続くストリングスのアルペジオが
巨大な会場をたっぷり包み込む、その映像を観て
ああ!この旋律こそが この作品の Overture なのだ
と はじめて 思わされました。
いままでは よく出てくる きれいな イントロ、ぐらいにしか思っていなかった。
神が創ったミュージカル と評されるにふさわしい この美しい旋律は
のち "Who Am I?" や "One Day More"にも 登場します
白眉は 警部 Javert 役の Norm Lewis さま
登場の時点で 黒人さんのジャベール…!と期待も高かったのですが
眉ひとつ動かさず 譜面通りにハキハキ歌う 一幕から
やがて 情に触れ 心が現れてくるにしたがって リズムや 表情 声色が 乱れてゆき
そして あの 最期の アリア、
画面に 吸い込まれてしまうような 錯覚を おぼえました。
ただ 一幕の "Stars"でも、最期でも 会場の 拍手は 地味…
完全にショーストップしていた Valjean の "Bring Him Home" より
ずっと 素晴らしかったと おもうのですが…
(英国の方には 悪役は 好かれない らしいです)
ダメ男マリウス役の人が 役以上のダメっぷり とか、
コゼットが アバズレ感満載で 性格悪そう…あたらしい…!とか
字幕… やる気 ないなら わたしに 代われ!とか
思うところも いろいろ で
夕方まで仕事をして ひとり 1時間以上かけて映画館に向かい
そこから3時間 座りっぱなし でしたが、
ほんとうに 行って よかった!
ところで、ショウほど素敵な商売はない といえば
Åの レコード発売記念ショウの初陣、11月26日(金) 新宿MARZです。
フライデーミッドナイト、宵っ張り まだまだ遊び足りないあなたに!
ぜひ 観にいらしてください。
窪田
0 件のコメント:
コメントを投稿